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2018年 10月 27日 【新入試生必見】大学入試の行方
みなさんこんにちは!
文化祭も終わり、残すところ3学期期末試験だけとなった佐々木です!
文化祭に感けすぎて色々頭から抜け落ちてそうなので、必死に復習中です…。
授業も今まで以上に真面目に受けてます!
そんな中、この前「教育課程論」という教職課程の授業でとっても役立つことを習ったので、今日はその内容をみなさんにご紹介します!
そう!題名の通り!
大学入試の行方 です。
現高校1年生が受験する年から「新入試」が始まることは誰もが知っていると思います。
では、実際どう変わるのか、どんな問題になるのか、知っている人はますか?
「知っているよ!」というあなた!素晴らしい!
「正直よくわからない…」というあなた。大丈夫です!
私が授業で聞いた全てをお伝えします!
ということで早速。
<今後の流れ>
18年11月 共通テストの第二回試行調査
→大きく報道される機会なので情報収集はしやすい時期かも!
20年4月 成績を新入試に活用できる英語の外部試験開始
→原則高校3年生の4月〜12月に受けた民間試験の成績を活用する予定
21年1月 第1回共通テスト
→一部教科で記述式導入など大きく変更されます
24年1月 第4回共通テスト
→その他科目でも記述式導入予定
<主な変更点① 出題形式>
2021年の第一回共通テストの一つ目の大きな変更点は、記述式が導入されることです!
国語と数学で記述式問題が出題されるようになります。
「思考力・判断力・表現力」が大切になっていくという考えが根底にあります。
2021年から記述式がスタートするのは国語・数学だけですが、2025年1月の試験からは他の科目でも記述式が導入される予定です。
◎国語
80〜120文字程度の文書を書く問題など3問程度
→第1回試行調査の大問1では資料が三つ提示されていて、会話文を読んで資料を元に記述する問題でした。
⑴⑵が学校の試験のような「傍線部の内容を説明せよ」というような比較的短めな記述。⑶は会話の中で一人の意見が空欄になっていて、そこに当てはまるようにその人のセリフ(意見)を記述するという問題でした。
解いてみた主観としては、文章自体の読解力より、資料の読解力や情報処理能力、活用する力が重視されている試験だなと感じました!
◎数学
数式や文章で記述する問題など3問程度
→今までのような選択問題の後に「〇〇の時××」というような短い記述問題が付いているような問題が考えられています。
採点時間の関係で長い証明などはあまり出題されないようです。
<主な変更点② 英語>
変更点2つ目は、みなさんご存知のように、英語の試験に民間の資格試験の成績を活用するようになることです!
所謂、四技能型の入試です!
原則として高校3年生の4月〜12月に受験した結果を利用します。
2021年入試にはGTECやTOEFLなど8種類が対象です。
各受験生が異なる民間試験を受験するので、「欧州言語共通参照枠(CEFR)」の6段階のレベルに民間試験の結果を当てはめて入試の成績とします。
その結果を出願資格として使うのか、点数として使うのかは各大学が決めます。
そして忘れがちだけどとっても大事なポイント!
reading/listening の2技能を測る入試センター作成の試験(今のセンター試験)も2024年入試(今の中学①年生の受験の年です!)までは実施されます。
その後2技能の入試がどうなるかは再検討されるようです。
大まかにまとめると、新入試はこんな感じです!
不明確な点が多くて色々心配だとは思います。
そんな新入試生のみなさんに1個だけアドバイス!
記述や4技能を乗り越えるためにやるべきこと≒活用したり表現できるだけの確実な知識(active knowledge)を身につけること
早期にインプットを完成させて、できるだけたくさんアウトプットをしてください!
特に英語は高3の4月には民間試験で必要な点数が取れるようになる事が必要です!
何から始めればいいかわからない…そんな人は英単語から始めてみるといいんじゃないかなって思います。
津田塾大学学芸学部国際関係学科2年 佐々木映
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