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2019年 10月 19日 併願校を考えよう!
こんにちは、最近急に寒くなりましたね。ひんやりとした空気に謎の懐かしさを感じるとともに、まだ冬じゃないしセーター着るのは早いかな〜でも寒いな〜なんて思いながら今日も丸くなって震えてます、山田です。
みなさん体調管理にはくれぐれも気をつけて(;_;)
さて、そんな寒くなって来た今日この頃。
受験生の皆さんは何を考える時期にきたかというと、、、?
そうです、併願校について。
まず手始めに、気になる併願校を決めるときの要素についてお話ししたいと思います。
- 第一志望校に対して、ピラミットの全部の要素を満たしているか
ピラミッドは
【1.最大志望校】 ⇒ 1~2校程度
多くの人にとっての第一志望校。現状のセンター得点よりも上位の大学など。
センター試験で得点が取れた場合、後からは出せない。
【2.必達志望校】 ⇒ 1~3校程度
現状のセンター得点でほぼ合格できる、もう少しで得点できそうな少し上位のレベルの大学。
【3.安全志望校】 ⇒ 1~3校程度
現状、あるいは少し下がっても合格できるレベルの安全な大学。いわゆる滑り止め校。
の三つの層に別れているイメージです。
例えば、慶應義塾大学経済学部を第一志望としている人がいるとします。
すると、
1=慶應義塾大学経済学部
2=立教大学経済学部、青山学院大学経済学部
3=中央大学経済学部、明治学院大学経済学部、専修大学経済学部
みたいな感じになるでしょうか。これは適当な一例であって、自分の現状によって特に【2.3】の部分はどこに位置付けるべきなのかが変わってきます。
あとはもちろん、第一志望校がとこの大学なのかによっても、【2.3】の大学や受けるべき量、割合は変わってくる可能性があります。
そこの部分は担任や担当と相談しつつ、全ての層をしっかりと満たせるよう、慎重に思考を重ねてください。
一番怖いのは、【3】の層がスカスカになることだと思います。受験期のメンタル面も考慮して、一つ一つの合格を大事にして欲しいです。
- 学校・学部の問題の傾向
併願校を選ぶときに重要だと思うポイントはあとひとつ。
第一志望の問題傾向を基準にしたときに似ている問題傾向の大学学部、もしくは、自分が解いてみて相性がいいと思う大学学部を併願校にできるとベターだと思います。もちろん、大学でやりたいこと優先で絞り込んだ上で!
誰しも一番生きたい大学の過去問演習に力を入れたいもの。併願校に100%の対策は期待できません。
なので、【少しでも効率よく対策ができる】or【得意な問題傾向でそれほど演習を通して対策しなくても結果を出せる】大学学部を、過去問を解いてみる中で探してみるといいと思います。
意外と大学や学部によって問題傾向は全く異なってくるので!!自分に合う傾向を探すのはとても大切な作業だと思います。
続いて、私の実体験についてお話しします。
私山田、併願校に関する失敗談は誰にも負けないくらいに豊富だと自負しています(笑)
まず、受験生の時の若かりし山田はの併願校に対するスタンスは
「どこでもよくない?どうせ受かっても行かないも〜ん。」
でした。(笑)そういう人、実は多いのでは?
しかし、この考え方は違うんです。受験が終わってから、若かりし山田は気がつきました。「あ!違ったんだ…!」と。
そこには、受験前と受験後では全く考え方が変わる
という落とし穴があります。
今は「絶対に行かない!!」と思っていても、いざ併願考しか選択肢がなくなったとき、もう一年頑張るのか、それともその大学・学部に行くのかどうかの判断って、今と受験が終わった後の考えは意外と変わります。
私はずっと第一志望以外に行く気がなくて併願校は一度も重要視したことはありませんでした。でも、いざ第一志望がダメだった時、どうしてもここ、東進ハイスクールのセンター南駅前校で担任助手になりたくて。(笑)(ホントの話)あとは、センター試験の対策はもうしたくないと思ったし、浪人しても絶対に受かる保証がないので一年も対策した事のないセンター利用で受かった某池袋にある大学に一度進学しました。
完全に受験期は想定していなかった選択をしたわけです。
私の場合はセンター利用である程度納得のいく大学に合格できていたから良いものの、これがもし全部ダメで、併願校対策もせず2次試験もダメだったら、、、なんて考えると恐ろしいです。
そんな私の経験を踏まえてもう一度言いたいのは、
「最低のケースを想定して、併願校まで考え抜いて!」ということです。
最終的に行かなくなってもいいから、受験後の選択肢を増やしておくために、全ての層を必ず受けてください。
受験は本当に何が起こるかわかりません。絶対に合格するなんて誰にも言えません。
特に今年は来年からセンター試験から共通テストに変わる節目の年。
もう一年頑張る際のリスクはより高くなると考えられます。
もちろん、受験に対してポジティブであって欲しいし、心配ばかりしないで「絶対受かってやる!!」っていう強い気持ちで頑張って欲しいです。
でも、着実に行かないといけないところはあくまで現実的に、最低のケースを想定しながら考えてほしいと思います。
後回しにすると、本当に考える時間がなくなります。
比較的考える時間がある今、後悔のないよう考え抜いてください!
併願校に関して、今回はざっと伝えました。
また詳しく話を聞きたかったり、相談したい人はいつでも受付のスタッフに相談してください(^ ^)
それでは、10月全国統一高校生テストまであと少し。
張り切っていきましょう!!また校舎で!
慶應義塾大学 総合政策学部 2年 山田都葉
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