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2018年 9月 25日 公式暗記の限界
こんにちは、理系しかいない大学でのびのびやってます、西岡です。
先日、部活の大会帰りにみんなで某ファミレスに行きました。そうです。あの無料になるよキャンペーンを求めてです。ちなみにここ一か月でそこに行ったのは5回目です。
そろそろハンバーグにも飽きてきてピザを頼んだ同期がいました。チーズがすごい伸びたらしく、「チーズが伸びる」って言ったらしいのですが、
私には「チーズ、二回微分」って聞こえました。
そこからは“チーズを微分したら何になるのか”論争です。
結果は「牛乳」。積分区間を変えると違う製品になるという話で落ち着きました。気持ち悪いですか?楽しいですよ?理系トーク。
さて。
今回のテーマは「公式暗記の限界」です。みなさん、公式を暗記して問題解いてそれで満足していませんか…??
今までの勉強を思い出してみてほしいのですが、解いてきた問題のレベルはどのようなものでしたか?
みなさんの夏の目標は
「センターレベル模試で目標点・Aラインを取る」というものだったと思います。
演習のレベルは必然的にセンターレベルのものだったのではないでしょうか。
もしかしてですけど……
センターレベルの問題が解けるからその分野の理解ができているなんて…
思ってないですよね……?
正直、センターレベルの問題は暗記した公式に与えられた数値を当てはめれば解ける問題がほとんどです。
佐伯さんの言葉を借りれば、「知ってい」れば解ける問題が多いのです。「分かってい」るかの判断はできないと思います。
例えば…この問題。
みなさん解けますか?解けるとまではいかなくてもどのような運動が起こっているのかわかりますか??
この問題にはいろいろなところにヒントがあります。
二つの物体が外部から何の影響も受けずに運動をしていること、運動に影響されない点Qの存在、無視できるほど小さいと言われているθ₀の記述…などなど。
一見すると難しそうに見えて自分には無理だとあきらめたくなってしまうような問題ですが、
運動量保存ってどんな時に使えるっけ…?
運動に影響されない点ってどんな点だっけ…?
無視できるほど小さいってつまりどういうことだっけ…?
このように教科書に新しい公式が出てくるときには必ず書いてある公式が成り立つ条件をしっかりと意識して勉強しているかがその問題を「難しい問題」にするか「簡単な問題」にするかを決めていたりします。
あなたの学校にも一人はいませんか?全然勉強しているように見えないのに自分よりも模試とかテストの点数が高い変な人。その人は公式の条件をしっかり把握している人か運がいい人の2択です。そして、前者である確率が圧倒的に高いです。
だんだん時間がなくなってみなさん焦り始めているころかと思います。時間を有効に使いたくないですか?
勉強しても点数が伸びずに困っている人は特に、今一度公式の意味を見直してみてもいい時期なのかもしれません。
東京工業大学 7類 一年 西岡柚香
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