模試に向けての勉強〜古文・漢文ver.〜 | 東進ハイスクール センター南駅前校 大学受験の予備校・塾|神奈川県

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2020年 5月 22日 模試に向けての勉強〜古文・漢文ver.〜

Hey guys!!  かいさんです。

さてさて、昨日の続きです。少しお勉強しましょう。

 

まず、昨日お話しした伊藤博文が主導した国家建設について。

欧州にて憲法調査を命じられた伊藤博文が、当初倣う対象はドイツとされていた中、グナイスト(in ??)やシュタイン(in ??)らと議論を重ねていったように、憲政をいかにして日本に取り入れるかをドイツ以外にも実践知を求めたわけです。

そうした結果、伊藤博文はどう結論づけたか。

 

日本は、憲政運用において、

立法府よりも行政府を先行した国家作りをするべきだ、としたんですね。

 

つまり、行政が先行した三権分立の構造は何分、歴史的観点からみると何もおかしいわけではないわけです。

 

なんか行政が「強い」感じがなんとなくするのもあながち間違いではないわけです。

 

はい、そしたら本題の検察庁法改正案がある意味ネットで炎上したことついてに戻ります。

この問題は、検事長の定年を延長させて、政府が狙った検事長を検事総長にできてしまう、という点にフォーカスした国民が、そんな勝手に政治家の思い通りになるなんておかしい!

三権分立が崩れる!!

といったことを主張される国民がたくさん出てきたわけです。

個人ブログではないので意見は述べませんが、

 

中学生、高校生のみんなにも日本のニュースについては考えてもらいたいので一部、説明したいと思います。

 

ではまず、話題の検事長、そして検事総長の人事権者は誰ですか?

内閣です。

逆に、今までの検事総長の人事は、検事総長が次の検事総長を暗黙で決めていたわけで、内閣が追認していた形だったわけです。

今回の改正で、内閣が検事総長の人事に口出しできるようになったことで、政治の過剰介入だといって騒ぐのは、無知である、ということです。

民主主義に監視されていなかった検察庁、及びその一部人事に内閣がしっかり介入できて初めて、

三権分立の中立性が担保されるわけです。

 

政府のやり方自体への賛否両論はあったとしても、仕組みに関してはよく勉強するべきですね。

そして、それでもやっぱり行政が強く思えるならば、

先に話した行政先行の国作りをした明治維新を歴史的観点から紐解く必要が出てくるわけです。

 

 

はい、ミニ講義終わり。今日は古文・漢文の勉強の仕方を最後にお話しします。

といっても、勉強方法はいたってシンプル。ただ、それをいかに突き詰められるか。

さぁいきましょう。

 

古文

とにかく最初は、、、

古文単語

学校で配られるもので大丈夫です。この古文単語帳が良いとかあまりありませんから。

とにかく毎日少しでもいいから見ること。

古文単語が知識として入っていないと読めません。

 

これに並行して、受講や参考書でやりたいのが、、、

古典文法

助動詞や助詞などなど。

これは参考書で勉強もできますが、少しやりづらいところがあるかもしれないです。

文章を読んで勉強した方が効率が良いこともあるので、学校の授業や、塾で授業を取ることもお勧めします。

文法は学生全体的に、疎かにしがちですが、古文で高得点が必要な学生は、必ずやらないと、到達できません。

 

そして、特に難関私立、難関国公立を目指す方へ、。

少しやってみて欲しいのは、、、

古文常識

古文を読むときに、背景となる知識が入っていると理解しやすいですし、

記述の際に、解答が構成しやすくなります。

でも、たくさん時間をかける必要はないので、受験生なら、

ご飯食べながら、とか

移動時間とか、そういうスキマ時間に、

一冊参考書でも買って読むといいです。

未来の受験生なら、

時間がありますから、だらだら暇なときに参考書買って読むといいですよ。

模試で少し役に立つと思います。

 

これらがだいぶ頭に入って落ち着いてきたら、

*センター試験の過去問

*センター試験対策の模試

*共通テスト対策の模試、予想問題集

*古文問題集(いわゆる共通テストレベル、標準レベル程度)

これらを使って古文を読む、そして問題を解く

というステージに進んでください。

とにかくここで重要なのは古文を読むこと。

古文の世界に慣れてください。

すぐには慣れないし、結果には出ないかもしれないですが、

ポイントは、復習の際に、

現代語訳を自分で単語帳を使いながらしてください。

できれば全文。

これがとにかく力つく。

 

受験本番ギリギリまでやっている受験生(日本トップレベルの成績の人たちももちろん)も多くいます。

 

古文を勉強したことがあまりなかった人は、でもまずは基本の単語、文法、(古文常識)から。

 

さてと、漢文にいきますか。こちらは本当にシンプル。

漢文

句形をやる

これで漢文の勉強はほとんど終わりです。

参考書を買うか、塾で授業を一つだけでいいので取って勉強をすることをお勧めします。

なぜならそれをやり切るだけで十分だからです。

とにかく句形を覚えてください。

そんなに時間はかからないと思います。

 

これが完璧になったら、古文と同様、

センター試験、及び共通テストレベルの問題を読み、解く、

という勉強に随時移行していってください。

こちらも、復習の際には、

現代語訳を自力で頑張りましょう。

 

古文・漢文の勉強は共通点が多いです。

古典ですからね。

 

基礎知識のインプット

標準レベルの読解へ

*そのときには(全文)現代語訳

 

頑張りましょうね。古漢が点数取れたら、国語の点数も安定しますから。

Good luck!

Viel Glück!

Buena suerte!

マルチリンガルへの道、歩き続けるKAI FUKUSHIMA。

 

慶應義塾大学 総合政策学部 2年 福島 魁

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