2021年 8月 19日 過去問を美味しくいただこう
なんだか最近めっきり涼しくなりましたね
雨も降るし風も強いし
ゲリラ豪雨の豪雨の部分が強力です
こんにちは、梅木洋夢です
そんなこんなでもう夏が終わりに近づいているわけですけども
これから秋に入っていくと言うことは
小さい秋を探すのもいいですが
受験生は過去問を解く必要性が出てくるわけです
と言うことで今回は過去問についてお話ししていこうと思います
ただ「過去問について」
ではあまりに漠然としているので
①なんで過去問を解くのか
②どうやって過去問を利用していくのか
と言う２つをテーマに話を進めていくことにしましょう
①過去問を解く理由
まずなんで受験生の皆さんは受験をするにあたって
過去問を解いているのか考えたことがあるでしょうか
「解けって言われたから」
「みんな解いてるから」
そんななあなあな気持ちで過去問を使っている人こそ
しっかり目を通してほしいと思います
過去問を解く理由は至ってシンプルで
敵を知ることができるから
なんですね
ある大学に合格したかったら
その大学の試験の対策をする
何も変なことを言ってはいないと思います
ただそれを意識して解くことができているか
これが重要なんです
過去問は数に限りがあるわけです
その大学が実際に使った問題しか
過去問ではないわけですからね
希少価値が高いものです
さらにその中から時間の許す限り解いて
限られた過去問から最大限有益な情報を得るためには
自分が今その大学の問題を解いている
ということは念頭に置かれるべきではないでしょうか
この大学はこういうタイプの問題が出題されるんだ
英文はシンプルだけど選択肢がややこしいな
この時代がよくでるな
論述問題が出るのか
１つの過去問から情報はたくさん得られると思います
この大学の試験にはどういう特徴があるのか
それを知ることができる
つまり敵を知ることができるのが
過去問というわけですね
②過去問の使い方
使い方なんて大きく出ましたが
あくまで一例としてお考えください
さっき言った過去問を解く理由も
あくまで個人の意見ですのであしからず
過去問を解くことで敵を知ったならば
今度は自分を知る必要があるわけですね
過去問を通じて自分を知っていく
これが過去問のお得な使い方だと思います
こういう問題が出るんだ
というのは問題を解く中で感じられるでしょう
その後の復習を通じて今度は自分を知っていくのです
この復習なくして過去問を味わうことはできないわけですね
お寿司のネタの部分であり
カレーライスのカレーの部分であり
オムライスの卵の部分であり
ステーキの肉の部分です
ではどうやって過去問から自分を知るのかを話す前に
知りたいのは自分の現在地
であることを確認しておきましょう
自分は今どの位置にいるのか
どれくらい合格から離れているのか
前いたところから近づけているのか
これらを知ることが過去問を通じてできるわけですね
これも過去問を解く目的であると言えますが
これは実際模試を使ってもできることです
ただ敵を知ることは過去問でしかできないので
今回はこういった分け方にしています
前提が長くなりましたが
そろそろ具体的なハウトゥーの方に入りましょうか
とは言っても多くの人ができていることだと思います
自己採点をして
できなかったところを確認して
そこを勉強する
これがよくある復習の仕方です
ただこれでは不十分なわけですね
大事なのは
その復習の中で
過去問を解く前に設定した課題が
クリアできているか
これを確認することです
これが確認できていなければ
ご飯しか食べれていないことになります
美味しいけどそれだけじゃ足りないですよね
まとめると
過去問を解く
↓
自己採点をする
↓
できていない点を確認する
↓
課題を克服するための勉強をする
↓
過去問を解く
↓
自己採点をする
↓
できていない点
＋前回の課題が克服できたかを確認する
というサイクルがベストだと考えています
過去問を通して
彼を知り己を知れば百戦殆うからじ
と孫子の兵法みたいな言葉でまとめたいと思います
ただ自分を知るのは言ったように模試でもできるものですが
敵を知ることは過去問でしかできないことです
それを踏まえて作戦を立てる
そうして戦略的に受験という戦を勝ち抜いていきましょう
早稲田大学教育学部1年 梅木洋夢
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