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2019年 4月 11日 理系解剖
こんにちは。
空気もすっかり春めいてきたこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
キャンパスでは教室の場所を把握出来ていない一年生が、地図を片手にウロウロしています。
とても初々しい。
思い出す、肩書きだけが大学生になった2年前の春。
担任助手にも新たに一年生が仲間入りしていますね。
自己紹介ブログは読みましたか?
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( 福島魁(慶應義塾大学) / 中山小春(日本大学) / 加藤秀香(青山学院大学) / 永島純平(早稲田大学) / 玉置晃太郎(慶應義塾大学) / 阿部椋太郎(東京工業大学)/ 木山玲実(横浜国立大学) )
この人たち以外にも新担任助手が3名いるので、その人たちのブログもお楽しみに〜
あー、すみません、申し遅れました。
担任助手3年、横浜国立大学は理工学部に通っております。
下林耕大と申します。
大学生活も半分が終わり、いよいよ学んでいる分野が本格的になってきました。
何の授業を取ろうか。
迷っている段階ですが、専門的な授業ばかりでやりがいはありそうな予感。
しかし!
それ以上に大変そう。
今学期も、1限ばかり。
そして毎日4限まで授業があります。
きっと今学期も、課題にレポートに演習に追われる日々なのでしょう…(T . T)
本日はそんな僕の「理系大学生」としての生活の極々一部、そして理系に進む上で必要になるであろう力を皆様にご紹介致します。
特に理系を志すそこのキミは要チェック!です!
まず、僕は現在横浜国立大学の理工学部の数物・電子情報系学科の電子情報システムEPという所に通っております(文字を押せばそのページに飛びます!ぜひチェックしてみてね〜)。
僕は基本的には、月火金で座学の講義を、そして水木の二日間で実験と演習を行っています。
通常の講義では、結構な量の内容がスピーディーに展開されるので、集中を切らして話を聞き逃したり板書が遅れ過ぎてしまったりすると、後々痛い目に…。
また、基本的には試験があるので、試験期間の二週間前からは図書館や学部ラウンジ等が大混雑です。
複数人で勉強する人もいれば、一人で黙々と勉強をする人もいます。
僕は後者ですね。
人といるとつい喋ってしまうので笑
ただ、分からない所があればすぐに友達に連絡をします。
助け合いも大学生活を乗り越えるには欠かせません。
実験では、自分の専攻の基礎実験を行います。
実験前に課題が与えらて、それを提出してから実験に臨みます。
課題だけで一日使っちゃう事もあります。
授業が終わってから、図書館に籠もりっきりなんて事もしばしば。(笑)
それに、課題は基本的にそこでやる実験に関係のあるものが出されますので、やらないと実験が分からないどころか出席が認められないなんて事も。
さらに、実験では何かの数値を求める事が大半であり、課題で求めた理論的な値(以下理論値)と、実験をして求まった値(以下実験値)に差が見受けられる場合は、もう一度実験をやり直さなくてはなりません。
僕も一回、理論値と実験値が全然違う値になってしまって、遅くても17時には終われるはずの実験なのに、20時前まで学校に残って行った事もあります。
途中から自分が何やってるのか訳がわかりませんでしたね笑
また、実験はやるだけじゃなくて一週間以内にレポートを提出しなくてはなりません。
一年生の頃は手書きで作成していましたが、二年生ではパソコンを使って作成しました。
30ページ、また8000字を超えることなんてザラにありましたね。
ここまで実験について話してきましたが、重要になってくる事が3つあります。
①タイピング力
レポートを早く終えるコツ、それは素早く文字を打つ事。
高校生の皆さんに受験勉強をほったらかして今から練習しろとは言いませんが、大学生になる頃には少なくともブラインドタッチくらいは出来るようになっていると最高ですね。
タイピングを練習するツールとかゲームなんかは調べたら沢山出てくるので勉強の休憩にでもやってみてはいかがでしょうか。
②理解力
実験では、既存のものだけではなく、初見の知識や式も扱います。
なので、今までの授業をしっかり聞いて「理解」する、そして予習で初見の知識や式をある程度「理解」しておく事が、スムーズかつ正確に遂行する為には必要になります。
ここでいう理解とは、どの程度を想像するでしょうか。
完全に自分のものに出来ていたら、おそらく実験の必要はないレベルなので、そこまでではなくとも覚えて人に説明できるくらいにはしておけたらいいんだと思います。
普段の授業中に寝たり上の空だったりしていると実験で困りますし、自分だけならいいんですけど実験は複数人(大抵2から3人)の班で行うので、他の班員に迷惑になります。
高校生の皆さん、特に理系を志す人は、しっかり授業を聞いて「理解」する訓練をしておいてくださいね。
(よかったらおよそ2年前、担任助手になって2ヶ月目の僕が書いた数学の勉強法についてのブログも読んでみて下さいね^^
ここでは理解する事について詳しく書いてあります!)
③調査力
レポートでは、実験の目的、実験で行った事の理論、実験の方法、実験の結果、それについての考察を主に行います。
ここで一番大変な事はなんでしょうか。
きっと全国の理系大学生に聞くと、一番多い答えは「考察」でしょう。
何故でしょうか。
答えは簡単。
レポートで最も重要になる部分が「考察」だからです。
取り組む前の予習は、あくまでも実験を円滑に進める為の潤滑油に過ぎません。
また、実験で行うべき事は事前にテキストで指示され、結果はただの結果です。
それ以上でもそれ以下でもありません。
そうです、その何者でもないただの結果に意味を与える事が、考察なのです。
考察では、例えば理論値と実験値での差について考えます。
どうして理論値とは違う値になったのか。またその差を防ぐにはどうすべきか。等です。
そこのどうしてを考えるのです。
しかし、考えるだけではダメだし、当然答えはわからないので、調べるという行為をします。
ここで注意点があって、ネット上の文責がはっきりしないものは使用してはいけない事です。
某ぺディアとかはフリーの百科事典という事で、誰でも編集できてしまうので、信用ならない情報が書いてある可能性があるからですね。
正しくかつ有益で文責がハッキリしている文章を素早く集められる力。
これが求められます。
なので皆さんも、自分の疑問に思った事をすぐに人に聞くのではなく、考えて調べる事をして下さい。
色々書いてしまったのでここまで読んでくれた方は果たしているのでしょうか…汗
理系ってなんだか忙しそう、全然時間が無さそうって思われてるかもしれないのでフォローしますね…
時間はあります。
普段の授業にちゃんと出席をする、先生の話を聞いて板書して、課題は早めに取り組み提出。
基本的に真面目にやるべき事を卒なくこなしていれば、土日、ましてや平日であっても時間は作り出せます!
僕なんかはサークルもやってないので、よくサッカーの試合を見に行っています。
実は昨日も大学の近くの球技場で公式戦が行われたので、雨の中でしたがカッパを着て観戦してきました。笑
しかし、上にも書いた通りやるべき事を確実に取り組むという事があってこそ。
計画力、そして実行力も求められているのかもしれません。(それについてのブログも昔佐伯担任助手と山田担任助手が書いているので上のリンクから読んでね)
ここまで書いてきた必要な力、全て高校時代に養おうと思えば養えると思います。
意識して、生活をしてみて下さい!
思考を止めるな!
最後に、大分にサッカーを観に行った時に立ち寄った名物の地獄めぐりより一枚。
ここ半年で九州に4回行きました。九州大好きかよ笑
横浜国立大学 理工学部 3年 下林耕大
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