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2024年 12月 15日 最近気になる時事ネタ
どうも青山です
いよいよ本格的な師走の寒さがやってきましたね。
勉強を頑張ることは大事ですが、それで体調を崩してしまうようでは
かえって時間をつぶしてしまうことになります。
体調には細心の注意を払いましょう!
さて、今回のテーマは”最近気になる時事ネタ”です!
自身が理系なので、理系によった時事ネタを紹介したいと思います。
大学によっては英語の長文が時事ネタに絡んだものが出題される
ところもあると思います。
もしかしたら役に立つかもしれませんし、こういった知識はあって
損することはないので意識半分でもぜひ読んでみてください!
個人的に気になって見ているのは、”日本各地のPFAS汚染問題”です。
最近ではテレビのニュースでも扱われることのある話題ですので、
知らない人は今のうちに抑えておきましょう!
まず、PFASとは何ぞやとなりますよね。
通称、”永遠の化学物質”ともいわれる化学的な物質で、何かしら特定の
物質を指すのではなく、有機フッ素化合物の総称のようです。
化学を使って受験する人ならわかると思うので、追記すると
炭素鎖のうち一つ以上の炭素の結合手がすべてフッ素に
置換されている化合物のことらしいです。
このPFASの何が問題視されているかというと、永遠の化学物質という
名前が付くことからわかるように、
”安定性が非常に高く、自然界で分解されにくい”からなんです。
自分の受験期の淡い記憶を頼りに考えると、炭素とフッ素の電気陰性度の
ギャップから共有電子対をフッ素が強く引き寄せ、共有結合に加えて
イオン結合的な力も働いてしまうのが原因なのではないかと思います。
いろいろ話してきましたが、安定なだけであれば問題はないですよね。
むしろその安定性を利用して、フライパンの表面にPFASの一種が
塗布されている商品などもあるようです。
もちろん、これらは人体に何の問題もありません。
問題なのはPFASの中でも特に、PFOSとPFOAという物質です。
これらを多量に曝露すると人体に様々な悪影響を及ぼします。
具体的には、発がん性や免疫系への影響などが認められているようです。
(引用:一般社団法人日本バルブ工業会 https://j-valve.or.jp/env-info/8929/)
また安定性が非常に高いため、人体内での半減期も非常に長いです。
具体的にPFOSは5.4年、PFOAは3.8年となっているようです。
つまり、体内から取り込んだPFOS、PFOAが90%以上排出されるのに
それぞれ17.9年、12.6年もかかってしまうのです。
ここまででPFASの概要について話してきましたが、全く他人事ではなく
日本各地で基準値を上回るPFAS濃度が検出されているんです。
ここで挙げていくと時間がかかってしまうので、具体的にどんな地域で
検出されているかはぜひ自分で調べてみてください。
結構深刻な曝露被害が確認されている地域も存在しています。
ちなみに横浜市では今のところ基準値を上回っている地域はないようです。
とりあえず一安心です。
今回はPFAS汚染の問題に関してお話ししましたが、少し前では熊本県への
世界的半導体メーカーTSMCの工場の誘致の話もありました。
普段からいろいろと興味をもってニュースを追ってみるのもおもしろいと思うので、
余裕があったらアンテナを張ってみましょう!
2024年もあと残すは半月となりましたね。
良き2024年ライフを残りも送れるようにしましょう!
慶応義塾大学理工学部3年 青山廉
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